スペインで初サッカー観戦!ベティスvsバレンシア『コパ・デル・レイ』

スペインで初サッカー観戦!ベティスvsバレンシア『コパ・デル・レイ』




スペインで初めてサッカー観戦をしました。いつか観たいと思っていた「ベニート・ビジャマリン」でのレアル・ベティスの試合。

ベティコの友達やベティスのペーニャでソシオたちから聞いた「ベティシズム(Beticismo)」を垣間見ることができ、また生粋のベティコたちと一緒に応援ができ、忘れられない時間を過ごしました。

スペイン国王杯と呼ばれる『コパ・デル・レイ(Copa del Rey)』の試合で、相手は強豪バレンシア。あっという間の劇的な戦いでした。

初めてのスペインでのサッカー観戦、憧れのベティスvsバレンシアの観戦を終えで感じたことを書きます。

私はサッカーど素人なので、サッカーファンの方々から見たら当たり前体操的な内容になっていると思います。サッカーの詳しい内容や試合のレビューではないので、ご了承ください。

試合前の景気付けはベティコ御用達バルで

ベティスのスタジアム「ベニート・ビジャマリン」は閑静な住宅街の中にあります。

レアル・ベティスのベニートビジャマリンスタジアム

ベニート・ビジャマリンスタジアム

近くにはセビリア大学の校舎があって、通りにはバルが点在。のほほんとした雰囲気の場所です。

ベニート・ビジャマリンスタジアム近くのバル

試合前は近くのバルで景気付け

ベティコたちは試合前にスタジアム近くのバルで待ち合わせをし、ビールを一杯(二杯?)飲んでから試合観戦に向かいます。私も友達のベティコ軍団に混ぜてもらいました。

ベニート・ビジャマリンスタジアム近くのバル

ご一緒させていただいたベティコたち

ベティスのタオルかマフラーをするのは規則のようなものか?服装は全身ほぼ緑で固めている人もいるし、どこかに緑が入っている服の人もいます。

ベティスの試合とくれば服装はチームカラーの緑を意識しないとね!私は緑のシャツを着て、友達から借りたベティスのマフラーを持って行きました。

ところで、バルで初めましての人たちに会った時、最初に聞かれたことがあります。それは

「Eres betica?(君はベティカなの?)」

ということ。「サッカー好きなの?」とか「どの選手が好きなの?」とかじゃなくて、やっぱそこなんだー!って嬉しくなる瞬間でした。

「ベティスはサッカーではなく人生」と、今までに会ったベティコたちが語ってくれたベティシズムを初っ端から垣間見られた気がしたのです。

関連記事 「ベティスは人生」ベティコが語ったレアル・ベティスへの熱い想い

そして私がベティシズムやベティコたちの想いに興味があるということを伝えたところ、

ベティコはこの世で一番いい奴らだからな。一番かっこいいのもベティコだし。ベティコはみんなモデルみたいだろ?

とお上手な冗談を。ただただ笑う我。汗。

超満員のスタジアム「ベニート・ビジャマリン」と熱きベティコたち

キックオフの時間が近づいてきたので、すでに多くの人が入場しているスタジアム「ベニート・ビジャマリン」に向かいます。途中に水とピパス(ひまわりの種)を買って。

ベティスのベニート・ビジャマリンスタジアム

たくさんのベティコで埋め尽くされたベニート・ビジャマリン

スタジアムに入ると、まず人数の多さに圧倒されました。サッカーってこんなにも多くの人を熱狂させるスポーツなのね!

ベティスのベニート・ビジャマリンスタジアムの入場者数

57,000人以上の観衆が集まった『コパ・デル・レイ』

キックオフ間近になるとスタジアムは超満員に。この日、スタジアムに入った人はなんと!57,000人超え!

バレンシアサポーターの応援エリアはかなり少なく、ほとんどがベティコ・ベティカで埋まったのでした。

moni
ホームとアウェイでの試合は選手の気持ち的にはどう違うんだろう?こんなにベティスの応援ばかりだったら、バレンシアの選手たちは悲しくないの?

と素人丸出しの感想を持ったのは私です。試合中は歓声は聞こえていないのかな?

なんせプロサッカー観戦は初めてなんで、選手紹介で早くもテンションが上がりました。

ベティスのベニート・ビジャマリンスタジアムの応援

大人も子供も全力で応援し続ける「Te quiero Betis!!」

バラエティ豊かなベティスの応援ソングが次々と歌われていきます。ベティコたちはずーっと大声で歌を歌い続ける。大人も子供のように一生懸命に。

その中でも聴き入ってしまったのは、「Himno de Real Betis」という歌。「Beeeeeetis, Beeeeeetis, Beeeeeetis」の大合唱は鳥肌が立つほどでした。

スタジアム中のベティコが一斉に歌う姿にあまりに感動して、ただただ聴き入っていました。ベティコたちの想いが一つになる瞬間!たまらない!

ベティスのベニート・ビジャマリンスタジアムのベティスの応援

ハーフタイムに現れた「SENTIR LUCHAR GANAR」

ハーフタイムには応援席に「SENTIR LUCHAR GANAR」が現れました。昔はこの後に「PODEMOS」がついていたんだよ、と隣のベティコに教えてもらいました。

moni
「感じる!戦う!勝つ!」というダイレクトなメッセージがいいね!

初めてのスペインサッカー観戦で新鮮だったこと

思い返してみれば、私は過去に1度しか生でサッカー観戦してなかったことに気がつきました。その1回とは大学サッカー。だからプロの、それもサッカー大国スペインでの試合観戦は初めてです。

サッカーフリークの人たちには普通であることも、私には全て新鮮に見えました。初めてのサッカー観戦でおもしろいなと思ったことをまとめてみます。

観戦中はピパス

スタジアムに入る前にベティコからピパス(ひまわりの種)を渡されました。「最初の20分は緊張がほぐれないからピパスで気持ちを落ち着けるんだ」と。

試合中は多くの人がピパスを食べながら見ています。みんなリスかって思うくらい流れ作業のようにピパスを口に含んでは、殻を捨てていく…。

私はピパスを食べるのに慣れていないので、ベティコたちがサッカー観戦しながらポテチを食べるかのごとくピパスをスムーズに食べる様子を見て、とても感心したのでした。

スペインのサッカー観戦にはピパスが欠かせないね!スタジアムの外でもたくさんピパスが売られているので、ド定番なのでしょう。

解説者かと思うコメント

スペインに限らずサッカーを見ている人は、解説者のようなコメントをするんだろうなと周りの観衆を見ていて思いました。

  • 誰も付いて行ってないじゃん。
  • そこガラ空きだよ。
  • あ、違う。そうそう、いやそうじゃないんだよな。

など、選手のプレーに反応が多い。

観衆は上から全選手の動きが見えるけど、選手たちは平面で動きを見なきゃいけないから感覚は違うんだろうなと思いつつも、両隣に解説者がいる感じで試合を楽しみました。

ゴールが決まらないと「うーし!」

ゴールが決まらない時にみんなで「うーし!」なのか「おーし!」なのか、決まった掛け声があるようです。

タイミングを合わせてこの「うーし!」を言うのはかなり難しく、私は「うーし!」の波に乗れなかった…。

相手チームのファールには厳しい

サポーターたちはみなさん相手のファールには厳しいですよね。

「今のファールだろ!」「ハンド!」と席を立ってみんなで声を揃えて叫ぶ感じがおもしろかったです。ブーイングもすごいしね。

逆に自分のチームのファールは全力で擁護する様子も新鮮。「そのまま続けろ、いいぞいいぞ」って、同じことを相手がしたら激おこするでしょ。

大人がマジギレ

思うような結果でないのか、相手チームのファールに対してないのかわかりませんが、客席で立ってマジギレしている大人を何人か見ました。顔を真っ赤にして。

大の大人がここまで本気で興奮するものってなかなかないと思うのです。それがマジギレの出来事だとしても、それだけ熱くなれるものが目の前にあるのは幸せなことだろうなと感じました。

ハーフタイムはボカディージョ

ハーフタイムはサポーターたちがみんなボカディージョを食べているという噂を、試合前に聞いていました。

確かにハーフタイムに突入した瞬間に、バッグからもそもそと取り出しボカディージョを食べるベティコたち。噂は本当やったー!

私はボカディージョを忘れましたので、入場前に買ったピパスを食べて空腹を満たしました。お腹が空きそうな人は近くのバルでボカディージョを買っておくのも良いかもね。

終了1分前の悲劇

ベティス2-1バレンシアで迎えたロスタイム。このまま何もなければ勝てる!

そんな雰囲気を感じ取ったのもつかの間、終了1分前にまさかの展開。あれっと思った瞬間にみるみるバレンシアの選手がゴールに近づき、華麗なパスによってゴール。

周りにはそれでも諦めないベティコもいましたが、すぐにロスタイムは終わりまさかの同点で終了。

どんなスポーツもそうだけど、サッカーて最後までわからないのねと痛感。

ベティスのベニート・ビジャマリンスタジアム

観衆が去った後のベニート・ビジャマリン

周囲のベティコたちは「それでもベティスを信じてる」系の人と、うなだれてしまっている人と入り混じっている。

一緒に来たベティコたちもテンション低く、スタジアムを出るまでなかなか気まずい思いをしたのでした。

初めてのスペインサッカー観戦を終えて

サッカーのルールもほとんど知らない私ですが、気がつけばベティコたちと一緒に手を叩いたり、立って応援していました。

それだけスタジアムには特別な雰囲気があったのだと思います。

プロのサッカーの試合は見たことがないので、ベティコたちが歌を歌ったり、声援を送ったりする姿全てが初めて見るもので興奮!

大熱狂の試合を生で見ることができて、またベティコたちの熱さを間近に感じられて幸せでした。

ベティコたちが人生そのもだと言うベティス、そしてベティシズムはベニート・ビジャマリンに集約されている。そんな感じがしました。

moni
ちなみに私は、足が速そうなベティスの背番号6番カナーレス選手がお気に入りました。

最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!

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2 件のコメント

  • moniさん、こんばんは。
    ご無沙汰しております。サッカー場に行ってくださって本当に嬉しい限りです。
    私はスペインサッカーは、感情が入りやすい場所だと思ってます。スペインのそれと日本のそれは歴史があるので比較はできないですが、一つはクラブが人生そのものという事があるから入りやすいのかなと思ってます。私はその事をセビリアで少し学んだ気がしてます。
    またベニートビジャマリンでサッカーを見ていただく事ができる事を祈念しております。ラモンサンチェスピスファンとの比較をしてみたら面白いかもしれませんね。それすると怒られるかな?では。

    • > shin19750116様

      記事を読んでいただきありがとうございます!

      「スペインサッカーは、感情が入りやすい場所」まさに!ベティコであることは人生そのものであり、それが感じられる場所の一つがスタジアムなのだと思いました。
      また、ベニートビジャマリンに行って、ベティスとベティコたちを応援したいと思います(^^)
      セビージャFCのスタジアムには行かないかな…?たぶん殴られてしまいますね。笑。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    10年勤めた会社を退職し、スペイン語とスペイン文化+αを学ぶため、2015年6月よりスペインのセビージャ暮らし。日々の生活で気づいたこと、スペイン語のこと、セビージャのこと、などなどをブログに記録。熱中したら止まらないB型。Sevilla tiene un color especial〜♬