憧れのセビリアのペーニャ『トーレス・マカレナ』とフラメンコ

憧れのセビリアのペーニャ『トーレス・マカレナ』とフラメンコ




セビリアのペーニャ『トーレス・マカレナ』と言えば、フラメンコを勉強中の人にとって憧れの場所の一つ。

フラメンコのペーニャとは、ソシオと呼ばれる会員たちがお金を出し合って存続・運営を行い、フラメンコの催しや愛好家の集いを企画してくれているところです。

セビリアのフラメンコのペーニャはほとんどなくなってしまったようで、今や定期的にフラメンコが見られるのは『トーレス・マカレナ』くらいに。

騒音問題と隣り合わせという噂を聞きますが、今後も変わらずフラメンコな瞬間が見られる場所であってほしいです。

フラメンカ憧れのペーニャ『トーレス・マカレナ』

フラメンコを学びにセビリアに来る人にとって、ペーニャ『トーレス・マカレナ』は一度は行ってみたい憧れの地のような場所でもあります。

セビリアのペーニャ『トーレス・マカレナ』の入り口

トーレス・マカレナの入り口

セビリアにあるフラメンコのペーニャの中では一番有名であり、名の知られたアーティストたちが舞台に立っていることもあって、YouTubeの動画で見たことある人が多いからかなと。

私も初めてトーレス・マカレナに行った時

moni
YouTubeで見てたところだー!

とかなり興奮!したのを覚えています。

ペーニャ『トーレス・マカレナ』の始まりは1974年。同じ趣味を持ったフラメンコの愛好家たちが集い、最初の代表を務める画家さんのアトリエにペーニャを開いたのが始まりだそうです。

セビリアのペーニャ『トーレス・マカレナ』の壁の写真

トーレス・マカレナの壁には数々の写真

セビリアのペーニャ『トーレス・マカレナ』の壁の写真

壁にあったファルーコの写真

トーレス・マカレナでは、お客さんとしてアーティストの姿を見かけることも多々あります。フラメンコ好きな人がプロもアマチュアも関係なく集まる。そんな場所がペーニャなのだね。

お客さんとしてアーティストが来ていると、フィン・デ・フィエスタ(フィナーレのパート)が盛り上がります。出演者の知り合いが舞台に上がって、歌ったり踊ったり…。これだけでも贅沢だなという時もあるくらいです。

そんなフラメンコの素敵な瞬間をトーレス・マカレナが生み出してくれるのも、ソシオたちがトーレス・マカレナをきちんと運営してくださってるからなのですよね。本当にありがたいです。

ド緊張のフィン・デ・フィエスタ

何度か、歴史あるペーニャ『トーレス・マカレナ』の舞台に上がらせていただくという体験をさせていただきました。

セビリアのペーニャ『トーレス・マカレナ』の舞台

トーレス・マカレナの舞台

私の公演というわけではなく、フィン・デ・フィエスタで上がっただけなのですが、それでも私にとってみれば心臓出るくらい緊張すること!

ずっとYouTubeで見てた憧れのペーニャの舞台に自分が立っているなんて…!こんなことが起こり得るのがスペインなのだな。汗。

フィン・デ・フィエスタはもちろんリハーサルなんてないから、楽しみながらもかなり緊張して耳を澄まして踊ります。

楽しい瞬間。慣れているスペイン人はみんな楽しんでいる瞬間なのだけど、私には楽しさと緊張が入り混じる瞬間です。

舞台に立つと、客席からの視線はより冷たく感じるもの。だから、終わった後に「あなたの踊り好きだったよ」的なことを言われた時は、素直に嬉しかったです。

『トーレス・マカレナ』の2つの舞台

フラメンコのペーニャはそんなにキャパがなく、こじんまりとしたところが多いです。だいたい定員80名くらいとか。トーレス・マカレナはペーニャの中では大きい方で、座席は120席あるそうです。

トーレス・マカレナの舞台は2つ。

セビリアのペーニャ『トーレス・マカレナ』の舞台

トーレス・マカレナのサロンの舞台

1つ目は、入って右手の扉を開けたところの大きい空間にある舞台。通常のイベントはここで開催されます。

舞台正面と横の1列目〜3列目くらいまではソシオ(ペーニャ会員)の席。残りの3分の2くらいが一般の席です。席が埋まっちゃったら立ち見。

2つ目は、入って奥のパティオにある舞台。普段は影が薄いパティオの舞台ですが、夏にギターやカンテのライブがあると、このパティオの舞台を使ったりします。

夏の夜はパティオの舞台の方が雰囲気あって私は好きだけど、夏はめっちゃ虫に刺されます!パティオの舞台には長袖長ズボンで行こう。変な虫に刺されて痛い目にあった私が言う!

最近おいしくなったタパス

トーレス・マカレナが最近力を入れてる(と思われる)ことがあります。それはカウンターで提供されるタパス!

セビリアのペーニャ『トーレス・マカレナ』のタパス

生ハムとピーマンが乗ったトルティージャ・デ・パパ

バーカウンターではドリンク注文できるほか、タパスも頼むことができます。そのタパスが最近おいしくなった気がする。

タパスに力入れる方針にしたっしょ?絶対。と個人的に感じてます。

平日のイベントは21時〜、早めに出かけると20時や20時半にペーニャについているので、ちょうど夕食どきなんですよね。だから、タパスがおいしくなったのはとても嬉しい。

地元の愛好家たちも早めに到着して、ライブが始まるまでの間はタパスをつまんで一杯飲んだりしています。

イベント開催日と入場料

最近のトーレス・マカレナのショーは、水曜日と金曜日の夜が多いです。たまに土日の昼にライブがあることもあるかな。

セビリアのペーニャ『トーレス・マカレナ』のライブ

トーレス・マカレナでのライブの様子

時間は21:00または21:30〜で、だいたい30分遅れくらいが通例。1部で30〜40分やって、30分くらい休んでまた2部という流れです。

始まりが遅くなるからと言って遅れていくと、チケットが売り切れてしまうことがあります。必ず見たいライブの時は早めについておくのがおすすめです。

ショーがある日の入場料は6ユーロ〜10ユーロくらい。入れ替えなしなので、2部とも見られます。

セビリアのペーニャ『トーレス・マカレナ』のカウンターでビール

ビールやシェリー酒を頼んで始まりを待つ

ドリンクは含まれていませんが、せっかくなのでバーカウンターに行ってドリンク頼みましょ。何か飲んだ方が気分が上がります。

ショーの最中はバーカウンター以外での飲食は禁止になりました。だから座席で飲みながら見るのはNG。始まる前や、1部と2部のインターバルでアルコールは楽しもう。

トーレス・マカレナの緊張感

ところでトーレス・マカレナに行くと、私はなぜかちょっと緊張します。

自分が舞台に立つわけでもないのにおかしな話ですが、YouTubeで見てた憧れの場所だったから無性にフワフワしちゃうのです。

そして、「えっ!」「おっ!」と思うようなアーティストの方々に会った時は、それだけでゾワッとしたりもします。

今年もトーレス・マカレナのライブは目白押しのようなので。あの独特の緊張感を求めて、足繁く通いたいな。



最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!

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10年勤めた会社を退職し、スペイン語とスペイン文化+αを学ぶため、2015年6月よりスペインのセビージャ暮らし。日々の生活で気づいたこと、スペイン語のこと、セビージャのこと、などなどをブログに記録。熱中したら止まらないB型。Sevilla tiene un color especial〜♬