スペインに来る前に言われた「こんなスペイン人に気をつけよ」と実際のスペイン人

2018-06-10スペインの生活

セビリアのサルバドール広場

「日本人=お金だと思われてる!」
「日本人女性はモテるから気をつけて!」

スペインに来る前に諸先輩方からいろいろとアドバイスをいただきました。

実際にスペインに来てみて「ほんまや!」とさんまバリに思うこともあれば、「そんなことなかったわ〜」って感じることもありました。

スペインに来る前に言われた「こんなスペイン人に気をつけよ」と、実際のスペイン人がどうだったのか、完全に主観でまとめてみます。

スペイン人は〇〇と一括りにできない

「スペイン人だから〇〇」と一括りにできないというのが大前提であります。

例えばスペインと言えば情熱の国だからみんなアツい!とか、ラテンの国だから陽気で明るいとか、細かいことを気にしないとか…。

それはそういうスペイン人が日本よりも突出しているだけで、スペイン人みんながそうではない。

スペイン人だからっていつも陽気で笑ってるわけではないし、私よりも細かいなぁと思う人、傷つきやすく繊細な人もたくさん見ました。

スペイン人が全員同じではないという大前提のもとに読んでみてもらえると嬉しいです。

日本人=お金?

多くの先輩方に言われたのがこれ。日本人=お金と思われている。

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日本人はお金持ちと思われているし、仕事を持ってきてくれると思われている。そういう下心があって褒められるかもしれないけど、全部を真に受けないように。

これは主にフラメンコに関わる人に対しての話ですが、半分当たっていると思います。

日本人のフラメンコに対する考え方や学び方を評価してくれるスペイン人は私の知る限りかなりいます。

日本人に教えるのが好きだと言ってくれるスペイン人アーティストもいるし、日本に行ったことがあって日本という国の文化が大好きだと言っている日本人もたくさんいます。

しかし残念ながら、完全に日本人=金と思っているスペイン人、日本で仕事したいという下心が見えるスペイン人もいます。これはとても悲しい。

日本はもはや稼げる国ではないと思うけど、それでもスペインに比べたら全然仕事も多いし、稼げる額が多い黄金の国ジパング。

1ヶ月日本に稼ぎに行けば、スペインで数ヶ月は働かなくても暮らせるというアーティストも多いのだろうね。

日本人をお金稼ぎに利用としてくるスペイン人の特徴はこんな感じ。

  • 仲良くないのに急に「元気?会いたいよ」と連絡してくる
  • 二言目は「日本で働きたいんだよね」
  • やたら日本人を褒める
  • 日本で指導者的な立場なのかどうか気にしてくる
  • 断りづらい日本人の性格を見越して話をしてくる

あの、すみませんが日本人ナメてる?日本をどんな国だと思ってるのか?

スペイン人フラメンコアーティストなら誰でも稼げるという時代は終わったヨ…。

日本で仕事をしたいなら実力を磨いて、日本人から「来てください」と言われるようになるしかないし、そのためにはまずは信頼関係を築かないとね。

よくわからないアーティストを自分の国に呼ぶほど、日本人の頭はお花畑ではありませぬ。

日本人女性はモテる?

スペインに来る前に何人かに言われました。「日本人はモテるよ。」と。

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日本人女性はモテるから、変なのに引っかからないように気をつけてね。

いや、私は日本人女性ですけど全然モテません!

誰だーこんなこと言ったの!

そりゃね、たまには道で声かけられたり、ワンナイトラブどうですか?的なお誘いをいただくことはございますが、それはモテるとは違う。さすがにそれには引っかからない。

スペイン人はお決まりのように「guapa!!(かわいいね)」と連発してくる人が多いので、それをいちいち真に受けてたら「モテるのかしら」と思うのかもね。そんな人いないと思うけど。

日本人女性だからモテるということは私の経験上はないです。

しかし、スペインに来てすぐにスペイン人の彼氏ができる日本人女性もいるんだよね。

日本語とスペイン語のインテルカンビオの集まりに行くと、日本人女性と仲良くなりたい男子がいるので、カップルになりやすいという話は聞きました。

日本人に興味があるスペイン人がいそうな場に顔を出すと、日本人女性はモテるのかもしれない。

スペイン人はいい加減?

スペインに来る前から薄々思ってたし、スペインをよく知る先輩方からも言われました。スペイン人はいい加減

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スペイン人が言うことは話半分で聞いておいたほうがいい。思いつきのことも多くいい加減だから。

うん、そういう人多いね。

約束した時間に来ない、そもそも約束してもなくなることも多い、お釣りがいい加減など、日本に比べたらふわっとしてんな〜って思うことはよくあります。

細かいことは気にしなくていいじゃん的な人がスペイン、特にアンダルシアには多いのだと思います。

例えば21時に待ち合わせしても、21時にみんなが来ることはなくてだいたい21時30分とか22時とか。日本人みたいに15分前行動してたら間違いなく一番乗りで一人寂しく待つハメになる。

前にフラメンコのクラスで先生がこう言ってました。

アンダルシア時間とはこんなものなのよ。最初は「時間の無駄ジャーン」って思ってたけど、もう慣れました。

しかし、スペイン人がすべていい加減というわけではないのです。

妙にお金にだけきっちりしてる人、時間前行動の人、全然います。

スペイン人が全員いい加減だと思っていると、そうじゃないスペイン人に逆にこっちがいい加減と思われてしまうこともあるので要注意。

スペイン人は困っている人を助けない?

スペインは個人主義だから、他人のトラブルは自分には関係ないと思ってる人が多いと言っている人もいました。

しかし、私は逆だと思います。

スペインでは困っていたら助けてくれる人が多い。

重たいものを持ってる時に助けてくれたり、バルで体調悪そうにしてたらみんなが集まってきて心配してくれたり。日本人の方がよっぽど冷たいよ。

あるペーニャでとても人気のライブがあった時、私が到着したのが遅くて後ろの方で立ち見になってしまった。

そしたら、前に並んでいた全然知らないスペイン人が「あなた背小さくてそこじゃ見えないから前に来なさい」と自分の場所を譲ってくれた。

彼女は私よりも先にペーニャに来てその場所をおさえたのだろうに。彼女だって前で見たかっただろうに。優しい人だなと思いました。

私が日本でスペイン語を習っていたスペイン語の先生は、「日本は妊婦や小さい子供を持つ母親に優しくない」と言っていました。

『お腹に赤ちゃんがいます』のストラップをつけていても席を譲ってくれないし、ベビーカーで電車に乗ると嫌な顔をされるって。

スペインでは妊婦や小さい子供がいるお母さんに対して、みんなが優しく気を遣ってあげているのが伝わります。

困っている人に優しくできるのは、日本人よりスペイン人だと思う。

特に気をつける必要なかった

スペインに来てみて、先輩方から言われたアドバイスは半分あってたし、半分違ってると思いました。

金稼ぎのために利用したい感のあるスペイン人には残念ながら出会いましたが、あまりにあからさま過ぎて「あーはいはい」ってなったし、「モテるから変な男にひっかからないように」というアドバイスに関しては、モテないから心配無用でした。

私はもう30過ぎてるし日本でもそれなりに人生を歩んできましたので、ある程度人間の真意は感じ取れるのだと思います。

これが人生経験の少ない20歳前後とかだったら話は違うかもしれない。若い人は留学などでスペインに行く前に、気をつけることを頭の片隅に入れておいてもいいかも。

でも、気にしすぎる必要は全然ないよ。

最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!

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