スペインに12店舗しかない『Ice Wave』は、タイのロールアイスをモデルにした注目のロールアイス専門店です。
最近セビリアに『Ice Wave』ができました。アイスが食べたくなるような暑い日はいつも列で諦めていたのですが、今日甘いものが食べたくなって並びました。

もくじ
Ice Waveのアイス
以前にお店の前を通りかかった時に作り方が目に留まって、『Ice Wave』のアイスがずっと気になってました。

その作り方とは、冷たい鉄板の上で作るアイスということ。カチャカチャやってるので気になって見たらアイスだった。

できあがったアイスはロール状にされて提供されます。巻き巻きな感じがこれまた興味をそそります。
Ice Waveの注文をしてみる
列に並んで『Ice Wave』を注文してみます。

アイスの大きさは3種類。1人で食べるなら「Mini Wave」で十分。「Tsunami」を頼むとエライ大きいカップに盛られてでてきます。

ベースの味に追加するアイスのフレーバーは「mixing」と呼ばれます。
選択肢は、イチゴ、バナナ、マンゴー、スイカのようなフルーツか、クッキー、オレオ、キットカットのようなお菓子。選んだmixingが、アイスのベースの味にミックスされます。
左にあるのはアイスのトッピング。キャラメル、チョコレート、ナッツなどから選びます。
mixingは0.45ユーロ、トッピングは0.25ユーロで追加ができます。mixingとトッピングの内容でアイスの味が決まるので慎重に選んでね。
私はmixingはイチゴ、トッピングはドゥルセ・デ・レチェ(dulce de leche)にしました。
先にお会計を済ませ、番号札をもらって順番待ちします。
いよいよアイスが鉄板で作られる
自分の番号が呼ばれると、いよいよ冷たい鉄板の上でアイスが作られる瞬間です。
ドキドキ。お兄さん、ちゃんと作ってね。頼むよー。

まず、mixingで選んだイチゴとアイスのベースを勢いよく混ぜます。
もんじゃ焼きを作ってるみたいにかなり豪快にカチャカチャ。お兄さんの腕毛が気になる。

セビリアの店舗には、混ぜ方が上手な人とそうでない人がいたんだよね。アイスをぐちゃぐちゃ混ぜられるとまずそうじゃん。
セビリアの『Ice Wave』はまだできたばかりだから、作ってる店員さんの慣れが足りないのかもしれない。

イチゴとアイスがかなり混ざってきています。色も変わってきた。

生地がかたくなってきたら、アイスを冷たい鉄板の上に広げます。こうなったらもうアイスは固まってきています。

鉄板の上のアイスを、お好み焼きのへらみたいなのでロール状に巻いていきます。

ロール状に巻いたアイスをカップに入れていきます。小さい揚げ春巻きみたい。さらにアイスの上にトッピングとクッキーを乗せます。

で、ロールアイスのできあがり。いやー感動。食べたかったのこれ。すぐ溶けちゃいそうだから早めに食べよう。

うんうん、おいしいよ!
あんなにカチャカチャ混ぜてたけど、イチゴのつぶつぶ食感が残っています。アイスとシャーベットの中間のような感じで、想像以上にさっぱり食べられました。
暑い日だったのでアイスが溶けるのが早そうだなと思ったけど、巻き巻きにしたロールアイスという形状のおかげか、いい感じのスローペースで溶けていってくれたのも良かった。
Ice Waveはタイのロールアイスがモデル
『Ice Wave』を初めて見た時、コールドストーンアイスみたいなものかと思ったのですが、実は「ロールアイス」と呼ばれるタイの屋台のアイスがモデルなのだそうです。
タイの屋台のアイスレベル高いな!
タイの屋台のロールアイスのアイデアをスペインに持ち込んで、アイスクリームショーにしたのだと『Ice Wave』の公式ページには書いてありました。
アイデアを持ち込んだというか、タイのロールアイスそのままだよね。多分タイのロールアイスの方がクオリティ高いよね。
Ice Waveの店舗
現在、『Ice Wave』の店舗はスペインに12店舗、なぜかスロベニアに1店舗です。
バルセロナには1店舗しかないのに、セビリアには2店舗あるという奇跡。しかもトリアナの店舗の週末の営業時間は1時までで、12店舗の中で最も遅くまで営業しています。

これは、セビリアセントロのサルバドール広場近くの『Ice Wave』です。暑い日は並んでいるけど、意外と早くできるので並んだ時間は10分くらいだったかな。
『Ice Wave』の店舗リストは、公式ページで確認できます。
さっぱり食べられる『Ice Wave』のロールアイス
スペインのアイスって見るだけで甘過ぎるのが想像できるのだけど、『Ice Wave』のアイスは甘すぎなくておいしかったです。さっぱり食べたい人は、mixingにフルーツを選ぶのがポイントかもね。
アイスを巻き巻きにする技術は、まだまだタイの方が優れている感じ。今後の上達に期待。
「mini Wave」で3.5ユーロと他のアイス屋に比べるとなかなかのお値段だけど、『Ice Wave』はこれからスペイン全土で店舗が増えそう。
夏にスペインに来たら是非『Ice Wave』食べてみてください。おすすめ!
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
関連記事セビリアの手作りアイスクリーム屋『Creeme Helado Helado』が最近のお気に入り
関連記事セビリアのイタリアンジェラート『fresKura』はバナナ味が美味し