ついに!スペインでワーキングホリデー!仕事はあるのか?

2017-04-06スペイン関連ニュース

セビリアのフェリア市場バル

ついにスペインでワーキングホリデー(ワーホリ)制度が使えるようになるようですね!

ワーホリってなんだ?、どんな内容でスペインとワーキングホリデー制度の締結をしたのか、実際にアンダルシアで生活していて仕事はあるのかなどなど気になったので調べました。

ワーホリの詳細が発表されたので、情報をちょっと追加しています。

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外務省がスペインのワーホリ制度を正式発表

今か今かといつも噂されていましたが、今回のスペインワーキングホリデーに関しては外務省が正式な報道を出しています。

2017年4月5日付の外務省の報道発表ではこう記載されています。

岸田文雄外務大臣は,フェリペ6世スペイン国王王妃両陛下の国賓訪日に際し訪日中のアルフォンソ・ダスティス・スペイン外務・協力大臣(H.E. MR. ALFONSO DASTIS, Minister of Foreign Affairs and Cooperation of Spain)との間で「ワーキング・ホリデー制度に関する日本国政府とスペイン王国政府との間の協定」の署名を行いました。 外務省報道発表

国王が来日しているのは知っていたけど、外務大臣はこのワーホリ協定に署名するのも仕事の一つだったのかな?

スペインでのワーホリ希望者はたくさんいるので、嬉しいニュースだね!

 

ワーホリってナニ?

私はそもそもワーキングホリデー(ワーホリ)のことをなんとなくしかわかってなかったので、調べてみました。

ワーキングホリデーとは海外に長期滞在できるビザのこと。(旅行だと3ヶ月までしか滞在できない)

・「ワーキングホリデー協定」というのがあり、1980年にオーストラリアと日本の間で始まった。ちなみにスペインは18か国目。

・18歳〜30歳の日本国民はワーキングホリデー協定を結んだ国に1年〜2年滞在可能。

・観光旅行や、留学だと普通は働けないけど、ワーホリだったら働くことができる。働きながら旅行したり、学校に行ったりすることが可能。

うーむ、スペインでワーホリ。これはいい制度だ!

残念ながら私は30歳を超えているのでこの制度には申し込みできないのですが、社会人を経験してからスペインに留学したい人、スペイン語まだできないけどスペインで働いてみたい人、などなど活用できそうな制度だと思います。

 

スペインでワーホリ制度を利用するための条件

先ほどの外務省の報道発表にスペインとのワーキング協定の内容、条件が記載されています。そして2017年6月にスペイン大使館から詳細が発表(スペイン大使館のページ)されましたので、その情報を追記しました。

スペインのワーホリ条件をざっとまとめるとこんな感じ。

ワーホリ申請の条件18歳〜30歳までの健康な人
・飛行機などの旅費が十分にあること
・入国してすぐは仕事がなくても暮らしていけるだけのお金があること
具体的には1ヶ月あたり532.51ユーロ×3ヶ月分で合計1597.53ユーロに相当するお金
・期間は1年
・ワーホリ期間が終わったらちゃんと日本に帰る、滞在延長とかしない
・以前にスペインでワーキングホリデーをしたことがない人
・犯罪履歴がない人
・募集人数は年間500人、2017年は250人

知らなかったけどワーホリって終わったらちゃんと日本に帰らないといけないんですね。就学ビザと同じで延長や、ワーホリビザから就労ビザへの変更ができるのかと思ってました。

就労ビザへの変更ができない点はなんとか改善してくれないかなぁと素人ながらに思ってしまう点です。雇い主の立場からしたら、できるだけ長く働いてくれる人を雇いたくない?

 

スペインでワーホリ対象者が働ける場所って?

スペインワーホリのニュースを見た時にまず思ったのが、私の住んでいるセビリアでは地元の人ですら働く場所がなかったりして困ってるのに、外国人である私たちが働ける場所ってあるのかな?ということでした。

スペインはどうしても仕事がないイメージがあります。

ワーキングホリデーのビザを取得して「正式に働ける権利があること」と、「仕事があること」というのは別な気がするんだけど、ワーホリ制度が始まったら働く場所が増える、とかそんなことあるのかな?いや、ないよね。

しかし、スペインで働ける可能性が全くないのかというと、そうではないです。ワーホリ制度を使ってスペインで仕事したい人は、仕事がありそうな地域の見極めが必要かなと。

給与水準が高い地域

生活費が安い地域=給与水準が低い地域です。

アンダルシアのような生活費が安い地域は、その分給与も低いので生活するのに十分なお金が稼げない可能性があります。私が住んでいるセビリアも日本より安く暮らせますが、働いている子の給与を聞くと日本よりかなり給与が安くてびっくりします。

例えばバルでウェイターをして、時給3ユーロとからしいです。1日8時間働いて24ユーロ、週休2日だと月で480ユーロ。

どう考えてもこれだと、旅行や学校に行くのは難しい。。。むむむ。家賃、光熱費、食費、ちょっと遊ぶお金、以上。それに1日8時間も働いていたら学校とか行けないしね。

逆に生活水準が高い地域は、マドリードやバルセロナなどの都会です。ワーホリしながら生活費も稼ぎたいという人は、マドリードやバルセロナに行った方が、給与水準が高くて生活に必要なお金を稼げるケースが多いと思います。都会は仕事も多いしね。

田舎で安く暮らせて日本と同じように稼げる、という夢のような話はないのでご注意。

日本人観光客が多い地域

ワーホリ制度を使ってスペインで働く時に真っ先に思いつくのが、観光系とバル・レストランではないでしょうか。

観光の仕事があるということは、日本人観光客が多いということ。日本人が観光で多く訪れそうな場所であれば、「旅行ツアー会社」のような観光系の仕事を見つけることができそうです。

また、日本食レストランがあるということは、日本人も多く住んでいる地域、そして日本食レストランでも生き残れるくらいインターナショナルな都市ということ。やはり大都市の方がバルやレストランの仕事もありそうです。

スタートアップ企業がありそうな地域

スタートアップ企業とは、ベンチャー企業がさらに少人数となったような企業です。

スペインでスタートアップ企業がありそうなのは、経済の中心であるマドリードと観光の中心であるバルセロナのです。ギラギラしたスペインの若者たちが立ち上げたスタートアップ企業で雇ってもらうケースもあるようです。

セビリアにありそうな仕事

セビリアは、観光系の仕事はなさそうです。日本人の観光客(特に団体)があまりいませんし、日本人向けの観光系の会社がないと思います。日本食レストランはそこそこあるので、レストラン系は仕事がありそうです。

私は働いていませんが、今年に入って複数の人から「この仕事やらない?」と声をかけていただく機会がありました。これは私がセビリアでの生活が長くなり、それなりに知り合いが増えてきたことも関係しています。

なぜなら、仕事をもらうにはコネも必要!だからです。

日本のように「バイト募集」みたいな張り紙がされていることはほとんどないけど、知り合い経由で仕事が回ってくるというケースはあるのだということがわかりました。

私が今までセビリアで声をかけられた仕事は、日本食レストランのウェイター、日本人観光客向けの旅行ツアーのツアーガイド、イベント運営、エキストラなどです。

思い出してみると、声をかけられた仕事のうちツアーガイドの仕事は道を歩いている時に声をかけられたので、コネがなくても運があれば仕事は見つかるのかもね。

セビリアへワーホリで来る人へのアドバイス

セビリアは、マドリードやバルセロナに比べると仕事は格段に少ないと思います。

日本人留学生を15年迎えているセビリアのスペイン人が、ワーホリのニュースを見た時に言ってました。「マドリードとバルセロナは(仕事を見つけるという意味では)特別だから。」と。これは嫌味でもなんでもなく、実際にそうなのだと思います。

セビリアにワーキングホリデーで来る人がいるのであれば伝えたい。

生活費は3ヶ月分とは言わず、できる限り持って来るべし!

 

スペイン ワーホリ・ビザの申請方法

スペインのワーキングホリデー・ビザの申請は、2017年7月1日から可能です。つまり、もう始まってまーす。

ワーキングホリデーの申請書

スペイン大使館のページで必要書類を確認し、申請書に記入して提出します。提出先は六本木にあるスペイン大使館領事部で、予約は不要です。

スペインワーキングホリデーの申請書を見たけど、スペイン学生ビザ申請のフォーマットにとても似てました。必要書類も結構似ています。長期学生ビザの方が必要書類は多いけどね。

ワーホリ・ビザではN.I.E申請書が必要

学生ビザの申請と異なる点は、ワーキングホリデー・ビザの場合は申請する時に合わせてN.I.Eの申請書類を提出しなければならないことです。N.I.Eの申請書はスペインで使われている申請書なので、スペイン語の様式になっています。大使館のページには書き方の例が出てないので、わかりづらいです。

「Motivo」のところは「Por intereses economicos」を選択して、「Especificar」のところに「working holiday」と書くのだと思います。書き方はスペイン大使館領事部に確認した方が良さそうです。

ワーホリ・ビザで任意提出の書類

長期学生ビザでは必須だったけど、ワーホリのビザでは任意提出となっている書類は「海外保険」「宿泊証明書」の2点です。

海外旅行保険」については加入がすすめられています。スペインで何か病気になっても自分でどうにかしてね、と宣誓書にサインさせられます。長期学生ビザの場合は「海外留学保険」(旅行保険ではない)の加入が義務付けられているので加入した方が良いと思います。

長期学生ビザの取得では、3ヶ月先まで住める宿泊先の「宿泊証明書」提出が必要でした。ワーホリ・ビザでは宿泊証明書は任意提出になっています。スペインに来てから宿泊先を探そうという人もいると思うので、その点は楽ですね。

ワーホリ・ビザの申請にかかる期間

ワーキングホリデー・ビザの申請手続きに必要な期間は8週間とのことです。

入国希望日の2ヶ月前くらいに申請したらちょうどいい感じですね。入国希望日の90日以上前の申請は早すぎて受け付けてもらえないそうなので、ご注意ください。

 

スペインのワーキングホリデー制度に期待

何はともあれ、スペインのワーホリを待っていた人たちに門戸が開かれたのはとても良いこと!

外務省の発表に

両国の青少年の交流や相互理解が促進され,両国の友好親善関係が一層強化されることが期待されます

とありましたが、まさに日本の若者たちが海外に、スペインに出て行くきっかけになり、交流が深まればいいですね。

 
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!