『東方の三賢者』がやってくるスペインのクリスマスパレード

2017-01-07スペインの文化

セビリアのクリスマスパレード2018

遅くなりましたが新年あけましておめでとうございます!

もう1月7日で恒例のセールも始まっちゃったので、年末の話はすっ飛ばして1月5日のスペインのクリスマスパレード「la Cabalgata de Reyes Magos」について書こうと思います。

スペインでクリスマスプレゼントをもらう日

クリスマスプレゼントはサンタクロースが24日の晩に各家に置いていくので25日の朝にもらう、というのが普通(と思ってた)ですが、スペインでは異なります。

まず、プレゼントを配っているのはサンタクロースではないです。

プレゼントは東方の三賢者(Reyes Magos)たちによって5日の夜中に各家に配られ、6日の朝にはツリーの下に置かれている、という仕組みです。

1月5日に市長から東方の三賢者に、セビリア市の全ての家を開けることができる鍵を渡す儀式があるそうです。その鍵を使ってお宅へ侵入しているというわけ。(あ、侵入なんて言ってはいけませんね。)

最近ではサンタクロース(スペイン語でPapa Noel)と、東方の三賢者と両方からクリスマスプレゼンとをもらう子供もいるそう。つまりクリスマスシーズンに2回プレゼントをもらうということです。贅沢なっ!

東方の三賢者って?

東方の三賢者(Reyes Magos)と言うのは誓約聖書の中で、イエス・キリストが生まれた際に拝みに来たとされている人たちです。名前はMelchor(メルチョール)、Gaspar(ガスパール)、Baltasar(バルタサール)の3人。

スペイン人のお友達のざっくりした説明によると、Melchorは青年の姿をしたヨーロッパの王様、Gasparは老人の姿をしたアジアの王様、Baltasarは青年の姿をしたアフリカの王様だそうです。ふむふむ。

東方の三賢者の中ではBaltazarが一番人気だそう。人気の理由を聞いたら、「黒くてかっこいいから。」とのことです…。えっそれだけ?と思ったのは私だけではないはず。

これまたお友達のざっくりした説明によると、Reyes Magosがキリスト誕生の際にキリストにプレゼントを渡したというのが発端となって、サンタクロースではなくReyes Magosがプレゼントを配るという文化になったようです。

キリスト誕生が25日とされていますが、1月6日に渡すまでに時間がかかったんですね。昔だから到着まで時間がかかったということでしょう。

ということは東方の三賢者は道中で年を越したのか?そもそもその時代に年越しって概念はあったのかな?とか色々考えてしまいました。

La Cabalgataは東方の三賢者が行うパレード

パレードという表現が正しいのかわかりませんが、「la Cabalgata de Reyes Magos」は、スペインのクリスマスパレードです。

セビリアのクリスマスパレード2018

「la Cabalgata de Reyes Magos」の印象はエレクトリカルパレード!キラキラに装飾された山車がセビリアの街中を一周します。2017年はセビリアのクリスマスパレード100回目だったそうです。

山車には東方の三賢者のほか、子供(大人もだけど)がたくさん乗っていて飴を配りながら(いや、正しくは投げながら)、セビリア市内を周ります。見物客はバッグとかビニール袋とか持ってきていて、そこに拾った飴を一生懸命入れています。

セビリアのクリスマスパレード2018

Cabalgataはまだ明るいうちにスタートして、だんだんと暗くなってきます。人でごった返しているので、飴をもらうために少しでも注意を向けようと、「Guapaaaa aquiiii.」とか叫んでいる人多かったです。

セビリアのクリスマスパレード2018

飴がファッサーっと飛んでくる瞬間。子供達は結構な勢いで飴を投げつけてきます。私は頭に当たってちょっと痛かったし、友達は鼻に直撃して擦り傷になってました。オーマイガー。

セビリアのクリスマスパレード2018

もちろん東方の三賢者の山車もあります。東方の三賢者の山車が通る前はアバニコ(扇子)を持った人たちが通り、その後に各人が登場します。Melchor→Gaspar→Baltazarの順で登場しました。彼らが通る時の歓声は一段と大きくなります。

セビリアのクリスマスパレード2018

その他、Cabalgataの山車にはシンデレラや不思議の国のアリス、変なゆるキャラみたいなのもいました。ちなみにこの山車に乗るための参加料は150ユーロだそうです。

セビリアのクリスマスパレード2018の飴

これはキャッチした飴たち。もちろんCabalgata日の夜は清掃車が街を回って掃除しています。だって道がベタベタだもの。

Cabalgata終了後はロスコン・デ・レジェスを食べる

スペインのクリスマスパレード「La Cabalgata」終了後は、お友達とロスコン・デ・レジェス(Roscón de Reyes)を食べました。

スペインのクリスマスのお菓子

ロスコン・デ・レジェスは、クリスマスの時期に食べるケーキというか菓子パンのようなものです。

正直、ロスコン・デ・レジェスは想像通りの味でものすごくおいしいかというと私は「?」なのですが、みんな「今年のは超おいしー」とか言って食べてます。年によって味に違いが出るものでもなかろうが

スペインのクリスマスのお菓子と人形

ロスコン・デ・レジェスの中には人形とコーヒー豆が入っています。人形を当てた人はその年の幸運が訪れると言われていて、コーヒー豆に当たった人はロスコン・デ・レジェスをおごることになっています。

1月6日はプレゼント受け取りデー

クリスマスパレード「La Cabalgata」の翌日の1月6日は、朝から家族で集まります。クリスマスツリーの下に親がプレゼントを設置東方の三賢者からのプレゼントが置かれています。

スペインのクリスマスプレゼント

まずは子供たちからプレゼント開封の儀式。その後は大人。プレゼントの包装紙にそれぞれ名前が書かれています。

まさかの私のプレゼントも用意されていました。ピンクのかわいいストール。わーいうれすぃ!

スペインでプレゼントをもらうのは年明け!

こんな感じでスペインのクリスマスは幕を閉じました。

クリスマスパレード「La Cabalgata」は初めて見ました。昨年はアルバセテに行っていてちょうど5日の夜に帰って来たので、その頃にはもうCabalgataは終わっていて、ベタベタした道だけ歩いたのを覚えています。

そしてクリスマスが終わった今日は冬のセールの開始です!セントロはこれまた人の海でした。試着するにもレジで買うにも20分とか待たないといけないのが苦痛。30〜50%OFFくらいにはなっていたので、結構買っちゃった…。

最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luego!!!

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この記事を書いた人

moni

10年勤めた会社を退職し、スペイン語とスペイン文化+αを学ぶため、2015年6月よりスペインのセビージャ暮らし。日々の生活で気づいたこと、スペイン語のこと、セビージャのこと、などなどをブログに記録。熱中したら止まらないB型。Sevilla tiene un color especial〜♬

2017-01-07スペインの文化クリスマス

Posted by moni