スペインのクリスマスパレードと『東方の三賢者』の物語

セビリアのクリスマスパレード2018




スペインのクリスマスは1月まで続きます。どちらかというと1月の方が伝統的なクリスマスと言えるのかもしれません。

それは、1月5日にスペインのクリスマスパレード「la Cabalgata de Reyes Magos」が控えているからです。

スペインでクリスマスシーズンを過ごしたい人は、是非このパレードまで見ていくと良いと思います。

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大きいバッグを用意して見に行こう!

スペインでクリスマスプレゼントをもらう日

クリスマスプレゼントはサンタクロースが24日の晩に各家に置いていくので25日の朝にもらう、というのが普通と思っていましたが、スペインでは異なります。

プレゼントを配っているのはサンタクロースではないです。

プレゼントは東方の三賢者(Reyes Magos)たちによって5日の夜中に各家に配られ、6日の朝にはツリーの下に置かれている、という仕組みです。

1月5日に市長から東方の三賢者に、セビリア市の全ての家を開けることができる鍵を渡す儀式があります。

その鍵を使ってお宅へ侵入しているというわけ。(あ、侵入なんて言ってはいけませんね。)

最近ではサンタクロース(スペイン語でPapa Noel)と、東方の三賢者と両方からクリスマスプレゼンとをもらう子供もいるそう。つまりクリスマスシーズンに2回プレゼントをもらうということです。

moni
贅沢なっ!

東方の三賢者って?

東方の三賢者(Reyes Magos)とは、誓約聖書の中でイエス・キリストが生まれた際に拝みに来たとされている人たちです。

  • Melchor(メルチョール)
  • Gaspar(ガスパール)
  • Baltasar(バルタサール)

の3人。

スペイン人のお友達のざっくりした説明によると、Melchor(メルチョール)は青年の姿をしたヨーロッパの王様、Gaspar(ガスパール)は老人の姿をしたアジアの王様、Baltasar(バルタサール)は青年の姿をしたアフリカの王様だそうです。ふむふむ。

東方の三賢者の中ではBaltazar(バルタサール)が一番人気だそう。人気の理由を聞いたら、「黒くてかっこいいから。」とのことです…。

moni
えっそれだけ?と思ったのは私だけではないはず。

これまたお友達のざっくりした説明によると、東方の三賢者がキリスト誕生の際にキリストにプレゼントを渡したというのが発端となって、東方の三賢者がクリスマスプレゼントを配るという文化になったそうです。

キリスト誕生が25日とされていますが、1月6日に渡すまでに時間がかかったのね。昔だから到着まで時間がかかったということでしょう。

moni
ということは東方の三賢者は道中で年を越したのか?そもそもその時代に年越しって概念はあったのかな?

La Cabalgataは東方の三賢者が行うパレード

パレードという表現が正しいのかわかりませんが、「la Cabalgata de Reyes Magos(通称カバルガータ)」は、スペインのクリスマスパレードです。

セビリアのクリスマスパレード2018

カバルガータの印象はエレクトリカルパレード!

キラキラに装飾された山車がセビリアの街中を一周します。2017年はセビリアのクリスマスパレード100回目だったそうです。

山車には東方の三賢者のほか、子供がたくさん乗っていて飴を配りながら(いや、正しくは投げながら)、セビリア市内を周ります。

見物客はバッグとかビニール袋とか持ってきていて、そこに拾った飴を投げ入れてもらうという面白いイベントです。

セビリアのクリスマスパレード2018

カバルガータはまだ明るいうちにスタートして、だんだんと暗くなってきます。

パレード沿いは人でごった返しているので、飴をもらうために少しでも注意を向けようと、「Guapaaaa aquiiii.」とか叫んでいる人多かったです。

セビリアのクリスマスパレード2018

飴がファッサーっと飛んでくる瞬間。子供達は結構な勢いで飴を投げつけてきます。

私は頭に当たってちょっと痛かったし、友達は鼻に直撃して擦り傷になってました。

セビリアのクリスマスパレード2018

もちろん東方の三賢者の山車もあります。東方の三賢者の山車が通る前はアバニコ(扇子)を持った人たちが通り、その後に各人が登場。

Melchor→Gaspar→Baltazarの順で登場しました。彼らが通る時の歓声は一段と大きくなります。

カバルガータの山車にはシンデレラや不思議の国のアリス、変なゆるキャラみたいなのもいました。この山車に乗るための参加料は150ユーロだそうです。

セビリアのクリスマスパレード2018の飴

これはキャッチした飴たち。もちろんカバルガータ日の夜は清掃車が街を回って掃除しています。だって道がベタベタだもの。

カバルガータ終了後はロスコン・デ・レジェスを食べる

スペインのクリスマスパレード「La Cabalgata(カバルガータ)」終了後は、お友達とロスコン・デ・レジェス(Roscón de Reyes)を食べました。

スペインのクリスマスのお菓子

ロスコン・デ・レジェスは、スペインでクリスマスの時期に食べるケーキというか菓子パンのようなものです。

正直、ロスコン・デ・レジェスは想像通りの味。ものすごくおいしいかというと私は「?」なのですが、みんな「今年のは超おいしー」とか言って食べてます。

moni
年によって味に違いが出るものでもなかろうが…おっと失言。
スペインのクリスマスのお菓子と人形

ロスコン・デ・レジェスの中には人形とコーヒー豆が入っています。

人形を当てた人はその年の幸運が訪れると言われていて、コーヒー豆に当たった人はロスコン・デ・レジェスをおごるというお決まりごとがあるのです。

1月6日はプレゼント受け取りデー

クリスマスパレード「La Cabalgata(カバルガータ)」の翌日の1月6日は、朝から家族で集合。

クリスマスツリーの下に親がプレゼントを設置東方の三賢者からのプレゼントが置かれています。

スペインのクリスマスプレゼント

まずは子供たちからプレゼント開封の儀式。その後は大人。プレゼントの包装紙にそれぞれ名前が書かれています。

まさかの私のプレゼントも用意されていました。ピンクのかわいいストール。

moni
わーいうれすぃ!

スペインでプレゼントをもらうのは年明け!

こんな感じでスペインの長いクリスマスは幕を閉じました。

クリスマスパレード「La Cabalgata」は2017年に初めて参戦。昨年はアルバセテに行っていてちょうど5日の夜に帰って来たので、その頃にはもうカバルガータは終わっていて、ベタベタした道だけ歩いたのを覚えています。

そしてクリスマスが終わった今日は冬のセールの開始です!セビリア中心部は人の海でした。試着するにもレジで買うにも20分とか待たないといけないのが苦痛。30〜50%OFFくらいにはなっていたので、結構買っちゃった…。



最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luego!!!




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2 件のコメント

  • はじめまして、こんにちは!たまごと申します(HNでしつれいします)!
    兄が十日ほど前からスペインに留学に出発したのをきっかけに、大学でスペイン語をかじっているのも相まって、スペインについて調べるネットサーフィンをしていたところ、このブログにたどり着きました。
    記事を読みながら、スペインでの生活がどのようなものなのかなぁ、楽しいだろうなぁ、と想像が膨らみます。文章からエキゾチックなイメージが浮かんできて、わくわくします。
    …なんだか私も留学したくなってきました~~!笑
    ブログ更新おつかれさまです。
    コメントしつれいしました。

    • >たまごさん
      初めまして!コメントありがとうございます(^^)
      お兄さん留学生活が始まったのですね!それは楽しみですね♫
      初めはやはり言葉の壁にストレスを感じると思いますが、慣れてくるとそれ以外のことが見えてきて、色々な文化の違いが興味深くなってくると思います。あと食事も!もちろん日本食はとても恋しいですが。
      お兄さんの留学先の地域によっては、私のブログと全然異なるかもしれません。アンダルシアの人はマドリッドやバルセロナの人に比べるとゆるいと言われていますので・・・。
      また遊びに来てくださいね♩

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    ABOUTこの記事をかいた人

    10年勤めた会社を退職し、スペイン語とスペイン文化+αを学ぶため、2015年6月よりスペインのセビージャ暮らし。日々の生活で気づいたこと、スペイン語のこと、セビージャのこと、などなどをブログに記録。熱中したら止まらないB型。Sevilla tiene un color especial〜♬