スペインで人気の歌番組『La Voz』

2016-10-27スペインの文化

2016年の9月21日から第四シーズンが始まった「La Voz」は、スペインのTelecincoというテレビ局で放映されているスペインの歌番組です。

簡単に言うと歌に自信のある人が出てきて、プロの歌手たちに審査されるという内容です。

プロ歌手の審査員は4名

現在の「La Voz」で審査員をしているのは名実ともにスペイントップレベル(らしい)のアーティスト4名です。

Alejandro Sanz
大人気でコンサートのチケットは高い時で300ユーロくらいする(席によるらしいけど)という噂のアレハンドロ・サン。

Manuel Carrasco
アンダルシアのウェルバ出身のイケメン歌手。

Male
サラ・ジェシカ・パーカー似の女性歌手。あの有名なフラメンコギタリストPaco de Lucia(パコ・デ・ルシア)の姪っ子です。

Melendi
川崎麻世似の真面目そうな男性歌手。

私が知っていたのは上の2名だけ。

さて、この審査員4人は最初舞台に向かって背を向けています。参加者は背を向けている審査員に対して歌い、審査員たちは気に入るとボタンを押します。すると、椅子が回って前に向くようになっている、という仕組みです。

このSTEP1は、日本の「歌スタ」って歌番組に似ているなーと思いました。昔あったよね?東野幸治が司会してて、木山裕策さんがデビューしたやつです。

La Voz本選までの道のり

テレビに出てくる前にもちろん各地でLa Vozの予選(スペイン語ではcastingと呼ばれる)をやっていると思いますが、テレビ番組内でも予選と本選という流れになっています。

審査員がチームメンバーを選ぶ

審査員は16名のチームを作ることになっています。最初のステップはそのメンバーを選出するためのオーディションみたいなものです。

「あ、この人は私のチームに欲しい。」と思ったら審査員はボタンを押して前を向きます。
審査員複数名がボタンを押した場合は、1人ずつ30秒ほどのコメントタイムがあります。

「あなたの声はとてもきれいで、オリジナリティがあって・・・だからお願いだから私のチームに来てほしい。」

というような口説き文句で参加者を口説きます。複数人からボタンを押してもらった参加者はどの審査員のチームに行くのか選ぶことができます。

逆に歌がビミョーで誰からもボタンを押されないケースもあります。かわいそうだけど、しょうがない。

先日ピソの同居人と番組を見ていて、誰からもボタンを押されなかった子がいたので「かわいそうだね。」と言ったら、「かわいそうじゃないわよー、だって歌下手だもん。」って結構ドライなこと言ってました。。。

2人1組で歌い審査員が1人を選ぶ

最初のステップでチームメンバーが決まったら、審査員がチームメンバーの中で2人1組を作ります。その2人に合いそうな曲を指導して(別に機会を設けて)、その後会場で歌わせます。この指導の場面から、各審査員には助っ人がつきます。

Alejandro Sanz:José Mercé
Manuel Carrasco:Gloria Trevi
Malu:Pablo López
Melendi:Diego Torres

2人1組で1曲を歌わせた後、審査員はその2人の中から1人を選択しなければなりません。例えばAlejandroのチームメンバー2人が歌う時は、Alejandroが1人を選ばなければいけないということです。

ちなみに今回の演出では会場で歌う際、ボクシングリングの中で歌う設定になってます。コンビなので息たっぷりに歌うわけですが、一応ライバルですからね。歌番組にボクシングリング・・・斬新です。

勝った方は次のステップに進めるわけですが、負けた方にもチャンスはあります。なんと、他の審査員が負けた参加者を奪い取ることができるのです。この敗者復活的な演出が結構起きている気がします。

2人ともすごく上手だったり、個性が際立ってたりしたら、このまま終わらせてしまうのももったいないし・・・という感じになるのかな。見てる方もドキドキする一瞬です。

このような形でどんどん絞られていき、最終的には1人が勝つようになっているようです。

La Vozの番組HPがおもしろい

「La Voz」の番組HPには情報がたくさん。日本のテレビ番組のHPと比べると、スペインのバラエティ系番組は情報量が多い気がします。

すでに放送済みの各参加者の歌の映像は見ることができます。これなら途中から見出した人も楽しめますよね。放送が終わるとすぐに、「昨夜のベストモメント」みたいな形で映像がアップされます。見逃した人も次回の放送から追いつける。

HPの中では、番組のインターネットでの影響力や、参加者のインターネット上での人気を見ることができます。

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実際にこの歌番組「La Voz」からプロ歌手デビューした人もいるそうで、視聴者の人気というのも大事かもしれません。

スペインは視聴者参加番組が多い

スペインのテレビ番組を見ていて思うのは、視聴者が参加する番組が多いです。特にゴールデンタイムでやっている番組は素人がたくさん出てるなーって印象。この「La Voz」もまさに視聴者が参加する番組です。

もう一つよく見ている視聴者参加型のスペインのバラエティ番組は『First Dates』です。

芸人さんが出てくる日本のバラエティ番組のようなものはあまり見かけないかも。なもんで、「アメトーーク」とか「キスマイBUSAIKU」とか見たくなりますよ、すごく!

最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luego!!!

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この記事を書いた人

moni

10年勤めた会社を退職し、スペイン語とスペイン文化+αを学ぶため、2015年6月よりスペインのセビージャ暮らし。日々の生活で気づいたこと、スペイン語のこと、セビージャのこと、などなどをブログに記録。熱中したら止まらないB型。Sevilla tiene un color especial〜♬

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Posted by moni