スペインの銀行口座を作る おすすめはING DIRECT

2016-01-11スペイン留学, スペインの生活

スペインで銀行口座を作るならING

スペインの銀行口座を作りました。

留学生活も長くなってくると現地の銀行口座は必要になります。特にビザを更新しようと思っている人は、スペインの銀行口座を作った方が残高証明の提出の際に楽なので更新作業の半年前にはスペインの銀行口座を作っておくと便利です。

スペインの銀行口座作成までの流れを記載したいと思います。どなたかの役に立つといいな。

スペインの銀行口座を作った目的

私がスペインの銀行口座を作った目的は2つありました。

長期学生ビザを更新したいのでその準備

長期学生ビザの更新をする場合は更新の際に、6ヶ月間の入出金履歴か平均銀行残高6ヶ月〜1年分を提出する必要があります。

日本の銀行口座を保有している場合は日本の銀行口座の情報を取得し、さらにそれをスペイン語に翻訳しなければいけないので手間もかかるし費用もかかります。スペインの銀行口座であればこれらの情報をサクッと出すことができます。

更新予定の人はスペインの銀行口座を作っておいた方が楽ですが、1年という限られた期間の留学だとスペインの銀行口座を作るかどうか微妙なところです。

なぜなら後述しますが、N.I.Eがないとスペイン銀行口座を作ることができないからです。N.I.Eつまりtarjeta de estudiantes(学生査証カード)の取得に半年近くかかるので、残り半年のために銀行口座作るかどうか、という判断が必要になります。

海外送金の方がレートが良い

ユーロで引き出せる銀行口座を利用している場合、スペインのATMで日本の口座からユーロを引き出した際に、1ユーロあたり7円程度の手数料が加算されます。

日本の銀行口座からスペインの銀行口座に海外送金すると、為替レート+2円程度の海外送金レートと海外送金手数料で済みます。

少額だとあまり差が出ませんがある程度の額を送金する場合は、日本の銀行口座からスペインのATMでユーロを引き出すよりも、海外送金してしまった方が安いです。

例)5000ユーロを換金する場合(為替レート1ユーロ130円と想定)

日本の口座からスペインATMで引き出す:137円(手数料含む)×5000ユーロ=685,000円
海外送金:132円×5000ユーロ+送金手数料(仮に2,000円とする)=662,000円

海外送金の方が23,000円もオトク!

スペインの銀行口座を作る準備と下調べ

スペインで銀行口座を作るのに向けて、必要となる書類の準備や、どの銀行が良いのかなど下調べをしました。

N.I.Eの取得

どこの銀行でも言われると思いますが、N.I.E(外国人登録番号)が必要です。留学生の場合は、Tarjeta de estudiante(学生査証カード)が手に入れば大丈夫です。

N.I.Eがない場合、銀行口座の開設に手数料が必要だったり、銀行口座の開設ができなかったりします。

スペインの銀行口座維持手数料を知る

スペインの銀行は日本と異なり、口座を持っているだけでも「口座維持手数料」を取られることがあります。

大手の銀行(Santander/Caixa/BBVA)は年間80ユーロくらいの口座維持手数料を取られます。しかも、携帯利用料を口座振替にしたりすると、その手数料も取られます。

日本ではあまり馴染みのない「口座維持手数料」ですが、SMBC信託銀行(旧シティバンク)が「口座維持手数料」を取ります。

手数料系がかからないスペインの銀行

うーん、口座維持手数料って結構バカにならない金額だなー、どうにかならないかなぁーと悩んでいたところ、ピソの同居人に「ING DIRECTが手数料系が安いのではないか。」とすすめられました。

ということで、ネルビオンにあるING DIRECT(ING銀行)のオフィスに行って早速確認。

「銀行口座を作りたいのですが」と言ったところ、「SIN NÓMINAという口座でいいか?」と聞かれました。よくわからなかったので、「長期留学をしていて銀行口座を作りたい。」と伝えたところ、仕組みを紹介してくれました。

ING DIRECTの「SIN NÓMINA」という口座は、ある一定の条件を満たすと口座維持手数料等の手数料系がかからない仕組みです。

一定の条件とは何かと言うと・・・

ING銀行で手数料がかからない条件・毎月600ユーロ以上が口座に入金される
・2,000ユーロ以上が常に口座に入っている

のどちらかです。

ING DIRECTのATMはネルビオンにしかないので、入金はここでしかできません。日本の銀行からINGの口座へ送金でも良いと思うのですが、毎月送金するのは難しい。

しかし、2つ目の「2,000ユーロ以上が常に口座に入っている」という条件なら満たせそうだと思いました。

ING DIRECTの入金ATMはネルビオンにしかないですが、お金を下ろすのは提携の他の銀行のATMでできます。

手数料無料のING提携銀行・BANCO POPULAR
・BANCO PASTOR
・BANCA MARCH
・TARGOBANK
BANKIAとBMNは50ユーロ以上、他の銀行でも200ユーロ以上の出金であればATM手数料は無料です。
※2018年5月23日更新

ING DIRECTのオフィス

セビリアにはING DIRECTのオフィスはNervion(ネルビオン)に1つしかありません。多くの銀行が14:00で閉まってしまう中、ING DIRECTは朝8:00〜夜20:00までやっています。

ING DIRECT セビリアの支店
住所:Avda. Luis Morales 32 Edificio Forum, 41018 Sevilla

ING DIRECTのセビリアのオフィスは、ネルビオン・プラサ(Nervion Plaza)の目の前の目立つ場所にあるのですぐわかります。ING DIRECTのオフィスに入ると順番待ちの番号札を取るようになってます。

ING DIRECTの銀行口座を契約

本社はスペインではなくオランダの銀行ですが、大手だし経営状態も健全で安心。

ということで、ING DIRECTに決めました。カウンターお姉さんの印象が良かったのも結構大きいです。慣れないスペイン語でやりとりするので、結構大事なことだと思います。

パスポートとTarjeta de estudiante(学生査証カード)を渡して、カウンターのお姉さんに渡されたiPadに住所とメールアドレスを入力して、10分程で手続きは完了。口座番号が記載された契約書類をもらいました。キャッシュカードは1週間程度で自宅に届きます、とのこと。

銀行口座はもう使える状態なので、入金は即日可能。口座維持の条件はどちらかが満たされいれば問題ないとのことだったので、とりあえず初月は600ユーロを入金しました。

ING DIRECTのいいところ

使ってみて感じるING DIRECTのいいところをご紹介します。

キャッシュカードにはデビットカード機能が付いている

キャッシュカードにはMaster Cardの機能がついています。クレジットカードというよりはデビットカードの機能で、使うとすぐ銀行の口座から引き落とされます

クレジットカードあるあるの「使ったことを忘れていた請求がきて困った」という心配はありません。デビットカードの機能を多用するのであれば、わざわざ毎回ATMでお金を下ろす必要がなく、私はデビットカードの仕組みの方が好きだなと思いました。

ネットバンキングがメインの銀行

今の時代ネットバンキングがない銀行はないと思いますが、ING DIRECTは店舗の数が少ない(セビリアは1店舗)こともあり、恐らくネットバンキングををメインで顧客が使うような戦略だと思います。

マイページ上で前述したカードで利用した出費や振込を自動で種類分けして、表示してくれます。つまり、ネット上の家計簿みたいな感じです。

カードが使えないお店はほとんどないので、支払いをカード(デビットカード機能)で行えばING DIRECTのマイページで勝手に家計簿が出来上がるわけです。これは便利。

カスタマーサービスが充実

日本の銀行だとキャッシュカードの盗難についてのみ24時間受付、という体制かと思いますが、INGは電話での問い合わせはどんなものでも24時間365日受付してくれます。

チャット機能というのもあり、マイページにログイン後チャットで話しかけるとチャットで回答してくれます。これは8:00〜23:59まで。

私はどちらも利用したことがありますが、とても丁寧に対応していただけました。こちらは慣れないスペイン語なので、親切に対応してもらえるととても助かります。カスタマーサービスがしっかりしている銀行だなと思いました。(本社はオランダだからかな。スペインの銀行だったらありえないだろうな…。)

ING DIRECTはおすすめ

口座維持手数料がかからず、ATM利用料もかからずにおろすことができるING DIRECTは留学生の強い味方です。これからスペインで銀行口座を作ろうとしている方、ING DIRECTはおすすめです。

最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luego!!!

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